trattoria bambu kobeができるまで。配信していた施工現場の写真日記をまとめました。
2006/03/06
初めて物件を見に行ったときの写真。
バーラウンジだった内装がそのまま残ってました。
どんなお店になっていくのか楽しみです。
2006/04/20
カウンターに使う材料をさがしに材木やさんへ行きました。
ウォールナットが第一希望
クルミでもほぼ同様の質感がでるそうです。
この材木の山の中にbambuのカウンターテーブルがあるかも…
2006/05/13
いよいよ工事が始まりました。
今日はまず前のお店を解体するところからです。
上は開始直後、下は1時間後。
あっと言う間です。
工程の確認と厨房やさんの打合せ後
現場を離れましたが
今日中に天井をめくるところまでいくそうです。
2006/05/15
上写真、
天井がむき出しになりました。
カウンターも土台を残すのみです。
写真の白い浮遊物はビルの怨念…ではなくてホコリです 笑
思いもよらぬところに梁がでてきて困惑。
またビルの最上階ということで
ビルを建てた際の上棟式のお供え物も出てきました。
丁重にあつかわなければ!
下写真、しばらくはこのバルコニーが
私の作業スペースになりそうです。
いつも現場の居場所さがしから始まります
のこぎりをもてない男は現場で肩身が狭い…苦笑
2006/05/16
上写真
前日の天井につづき今度は床もめくりました。
当初の予定にはなかったのですが
前の店の床のつくりがずさんだったことが発覚し
現場監督が思い切ってくれました。
さらに仕上がりの床レベルをなんとか下げて
天井を高くできないか検討中。。
午後から照明屋さんと器具の設定、
その後電気屋さんと配線の打合せ。
下写真はむき出しになった配線。
2006/05/17
今日は現場に行けなかったのですが
昨日発覚した床レベルの問題で
既存厨房のモルタル下地をさらにけずることになり
現場は真っ白、100メートル先の東急ハンズまで
聞こえるほどの爆音で工事が進められました。
写真は昨日のもの、
水道の配管がむき出しになったところです。
2006/05/18
写真上・中
床もきれに削り取られそこに
新しく作るカウンターのラインに沿って
コンクリートブロックで下地を組みました。
写真下
入口まわり、最終の床から天井までが
思ったよりも低くなりそうでいろんな箇所で
工夫をほどこす相談をしました。
午後からは
洗面室のシンクを見に大阪の北浜へ。
友人に「奥行き30センチのシンクないかなぁ」と
相談して発見!しかもカッコいい。
スペイン製のものです。
2006/05/19
上写真。
見た目の大きな変化はありませんが
めくってむき出しになったでこぼこの壁の表面を
平らにするために木材をうめているところです。
またお皿を置く棚になる予定の正面の壁に
棚が重さに耐えられるよう下地になる木をいれます。
そのための棚の位置を測っているところですね。
朝イチで椅子が届きオーナーと確認。
デザイン・貼地・すわり心地も申し分なくほぼ決定?
現場はホコリまみれなので確認後
家具やさんは椅子を持ってトンボがえり・・
ご足労かけます!
2006/05/20
昨日の大雨で雨漏りが発覚!
ビルのオーナーさんに報告して対応してもらうことに。
工事中に分かったと考えれば大雨にも感謝です。
今日は現場に行きませんでしたので昨日の写真。
ナマの現場の様子をいくつか・・・
上写真。
現場監督の右手前にあるのは
通称「レーダー」赤外線の光を壁にあてて
一定の高さを測ります。昨日の写真がまさにその作業風景。
下写真。
現場のあちこちにはこうやって詳細の手書き図面があります。
打合せしながら「何か書くもの・・」と自然に壁や床に手がのびる 笑
みなさんのお家やお店の壁をめくってもきっと出てきますよ〜
職人さんの苦労や工夫の証です。
2006/05/22
今週一週間が工事のヤマです。
日々劇的に変化する?現場をお届けします。
上写真。
※はじめの写真は毎日同じ位置から撮影しています。
どのあたりが進行しているのか見比べてください。
塗装する壁の下地になるボードを
ほぼ貼り終えました。(左右の黄土色の壁)
コンクリートの壁にいきなり色をぬっても
きれいになりませんから
石こうの板に紙を張ったボードで壁面を覆ってから
塗装を施します。
中写真。
こちらはフローリングになる床の下地です。
建物のコンクリート床からこんなにも床上げします。
鉄のつっかえ棒を40センチのピッチでしきつめ
上に板を敷き詰めていきます。
ヤワな感じもしますがこれで十分な強度があります。
文字通り縁の下の力持ち。
下写真。
大工さん、電気やさん、ガスやさんと
多くの職人さんが現場で同時進行します。
それぞれ所属がちがうので道具も個別管理。
ときには大工さんの用意した材料が足らなくなって
電気やさんの用意したものをもらうことも。。
助け合いの精神であふれている現場は
気持ちいいものです。
2006/05/23
上写真。
床あげが終わりました。
仕上がりの床の高さが明らかになると
大分イメージがハッキリしてきます。
あれこれ懸念していたことに
ある意味あきらめもつきますし(笑)
覚悟が決まったという感じでしょうか。
デザイナーは
つくりかけの現場の中を
完成のイメージを重ね合わせて
見れなければいけません。
ちょうどMicrosoftのCMみたいな感じ。
中写真。
トイレと厨房をしきる壁。
間口を少しでも大きくしたくて
ミリ単位でムダを省きました。
下写真。
昼前にオーナーがフットワーク軽く
現場に来てくれました。
「オーナーと現場」(笑)
2006/05/24
上写真。
今日は現場には行かず
いつもの面々(笑)で
カウンター・家具・建具(ドア)を作る
工場へ行ってきました。
手違いでフローリングが未入荷で
実際の色あわせができず先方の
会長・社長・監督からたてつづけに
お詫びをされて逆に恐縮。。
中・下写真。
これがカウンターに使用する
ウォールナットです。きれいでしょ。
ぜいたくなカウンターテーブルになりそうです。
ご期待ください。
椅子や照明器具・洗面器などの
発注の手配を確認。
工事の進み具合にあわせて
調度品ひとつひとつを
「どれを」「いつ」「どうやって」持ち込むか
確定しておかなければいけません。
地味ですがとても大切な仕事です。
たとえばソファなどは工事中に入ってきても
よごれるし邪魔になるだけですからね。
場違いな納品物が現場にあると
職人さんから冷たい視線が集まります(苦笑)
2006/05/25
1番目・2番目写真。
カウンターの土台ができあがりました。
だんだん雰囲気でてきたでしょ?
工事は
土台や下地づくりから仕上げへと
少しずつ以降してきています。
この時期が一番デザイナーが現場で
必要とされます。
つくってるそばですぐ確認できるのが
なによりもスムーズですし意思疎通を
することで職人さんももっといいアイデアを
考えてくれます。
3番目・4番目写真。
夕方以降昨日にひきつづき家具工場へ。
フローリングの塗装風景です。
いいニオイが充満してます。
カウンターテーブルが接着中でした。
これからこのテーブルの上で
無数の伝説が生まれることでしょう(笑)
2006/05/26
上写真。
分電版の位置を無理言って移設せいてもらいました。
電器やさんの作業中です。
中写真。
昨日工場で塗装完了したフローリングが
現場に届きさっそく貼りはじめました。
ムクのフローリングなので
素材のよさが出るように工夫しています。
きれいにしすぎない、というのも難しいものです。
下写真。
「乱尺張り」といって
このノギスをつかってフローリングを
ランダムに見えるようにカットしていきます。
コツを職人さんに教えてもらいました。
2006/05/27
今日は現場に行かなかったので閑話休題。
上写真。
「bambu・竹」のコンセプトを再確認するために
自宅近くの竹林公園へ行ってきました。
和風を象徴するこの素材を
イタリアンレストランの中にどうテイストとして
デザインできるかが今回のポイントです。
あなたならどうします??
私は・・・お楽しみに!
中・下写真。
職人さんのテクニックをご紹介。
ともに天井を見上げた写真です。
緑の板が壁の下地になりますが
3次元的に入り組んだ配管をよけながら
貫通したように張っていかなければなりません。
むやみに板を切って張り合わせると塗装した後で
継いだ部分が目立ってくることがあるので
最小限のツギハギで仕上げる。そこが美学!
天井むき出しだと
「コスト大幅カット!」と思いがちですよね。
でもこういった処理の手間がかかるので
案外高くつくのです。目からウロコ。
2006/05/28
上写真。
養生といってシートでよごれないようにカバーしていますが
フローリング張り終わりました!
いつもの撮影場所が建材置き場になっていて
撮影しにくくなってきました(泣)
私の考え違いで正面奥の棚の位置を変更に。
まだ棚はついていませんがそのための下地を入れなおすことに。
19日の日記の箇所です。
カントクすみませんでした!未熟。
中・下写真。
今回色のついたモルタル(セメント)を使うのですが
その色を左官やさんにあわせてもらっているところです。
絵の具とおなじようにまぜあわせるのですがなかなか大変。
最後にセメントをまぜると灰色がかりますし
さらに乾くと白っぽくなります。
2コ先を読みながらの調整です。
これをどこに塗ったかは・・・完成後のお楽しみで♪
2006/05/29
壁面にはるフローリング材を加工しているところです。
設置する家具の完成が少しおくれているようで
カントクが困ったようす。。
たとえば、カウンターテーブルを設置してから
カウンター土台の仕上げをしたい。
それを済ましてから壁の塗装をしたい。
というようにすべての工程がズレてきてしまいます。
2006/05/30
上写真。
「大きく変貌する!」といって一週間。
まだまだ完成は遠いように見えますが
実質は7合目あたりまで進んでいます。
各所仕上げの準備は整いつつあります。
ここから急展開。。ご期待ください。
下写真。
試作用の竹です。
個人的にも大好きな素材です。
経済的で育ちも早く、食べれて、
建材になって、道具になって、
まさにオールラウンド!
2006/06/01
いよいよ6月に入りました!
おいこみ段階です。
こころなしかみなさんピリピリムード。
上・中写真。
工場で加工していたカウンターが入り
設置されました。
小さなエレベータに乗る大きさに
あらかじめ加工されているのをつなぎあわします。
設置後はよごれないようにすぐカバーをかけます。
下写真。
塗装や各所の仕上げの色を決定するための
カタログです。
塗装用・シート用・サイン用など必要に応じて
使い分けます。
昼からは
オーナーに付添って梅田でコンポを購入。
最近私もi-podがほしくてたまりません!
いいなぁ。
サインやさんと打合せ・・・もそこそこに
サイン工場で施工中のいろんな看板などを
みせてもらいました。
写真クオリティの屋外電飾用
看板なんかもけっこう簡単につくれるそうです。
2006/06/02
上・中・下写真。
今日から塗装工事です。
塗装用の下地として壁面をボードで覆いましたが
その継ぎ目の溝を石こうでうめて(パテ)
完全にフラットにしてから塗っていきます。
朝からオーナーとシェフと
待ち合わせいしていたのですが
あっというまに現場はシンナーのニオイと
白い霧につつまれてしまい
外で待ち合わせに。
オープンに際したポストカードをデザインしました。
[ trattoria bambu ]の船出にふさわしいものに
なればと思います。
2006/06/03
1段目写真。
天井の塗装が完了しました。
スケルトン(むき出し)の天井を
壁と同色の白にして天井の低い印象を
軽減しています。
カントクと相談しながら迷いましたが白にして正解!
右奥、赤い(実際は紫)のは洗面所です。
アクセントにビビッドな色を設定しました。
とはいってもこの段階で少し赤いのが気がかりで
塗装やさんに相談しましたがこれは下塗り段階だそうで
大丈夫とのことです。
2段目写真。
天井の次は壁の塗装です。今日中には終えて
週明けには完了した姿がみれそうです。
3段目写真。
吸気口の穴です。ビルの外壁そのものに
穴を開けました。想定外に大きい。。
こういった処理をするとき
目立たないようにするのか
あえて存在感を出してアクセントとするのか
デザイン処理の判断力が問われます。
4段目写真。
塗装用塗料。塗装工事の間は他の工事はストップ!
現場はいいニオイが漂っています
2006/06/06
上写真。
2日間塗装工事を行っていたので
現場に入れませんでしたが
いよいよ仕上がりの姿を
あらわしました。
棚などの家具も設置され塗装壁との
コントラストがまぶしく感じます。
中写真。
今日は厨房機器の設置を行いました。
朝から厨房機器が現場に届き
運びこまれました。
新品のステンレスにはなんとも晴れやかな
新鮮さがありますね。
下写真。
壁面棚。
電気やさんとの意思疎通不足から
配線を一部やり直してもらうことに。
私のチェックミスもあり深く反省。
現場カントクにはまた迷惑をかけてしまいました。
明確にイメージできていない箇所があれば
必ず後でそこに問題が発生します。
2006/06/07
オープンまで1週間。
さぁ各所ラストスパートです。
上写真。
写真だとちらかってみえますが
大分すっきりしてきました。
一部イレギュラーな箇所の残り工事と
補修系の工事を残すのみです。
施工会社から経営者へ
徐々に主役が変わり
具体的な機器、
ビールサーバー・コンポなど
連日のように調度品が届きます。
下写真。
厨房機器もそろいました。
空間が息づいてくるように感じますね。